航空券のざっくりとした買い方については、こちらのページで説明したのですが、航空券を選ぶときに、どんな基準で買ったら良いのかということをもう少し詳しく説明してみます。
考慮すべき4つのポイント
1.値段(格安航空vsフルサービス航空)
2.直行便と経由便
3.預け荷物の重量枠
4.出発時刻と到着時刻
1.値段(格安航空vsフルサービス航空)
航空券を買う時、何と言っても最初に目に入るのは値段。最近はLCCと呼ばれる格安航空会社が多数運行しているので、海外にも気軽に行くことが出来るようになってきました。
ジェットスターはLCCの中でも有名ですが、時々タイムセールをやっていて、びっくりするような値段で海外へ行くことが出来ます。最近はラーメン餃子セール(?)とかなんとか、日本人が餃子とラーメンに出せる金額(1,160円くらい)で航空券を売るという、びっくりなセールを見たこともありました。
別に安かろう悪かろうというわけではありませんが、安くできるのにはちゃんと理由があります。
LCCの場合、航空券料金の中に席料金以外何も含まれていません。
そのため、機内に預けたい荷物があれば、荷物枠を購入する必要があります。機内食や毛布などのサービスも何もついていません。飲み物も有料。席と席の感覚も狭いので、窮屈に感じるかもしれません。そしておそらくキャンセル規約がフルサービス航空より若干厳しい。こんな理由から、LCCは低価格で航空券を提供しています。
お金にも少し余裕があって、ゆったりした旅をしたい方は、従来型のフルサービス航空会社を利用したほうが良いのかもしれません。この辺りは、予算に合わせて選びましょう。
2.直行便と経由便
同じ目的地に行くにも、直行便と経由便の2つがあります。直行便だから、安い・高いということはなく、便によって異なります。
第三国で乗り換えが必要な場合、(オーストラリアからシンガポール経由でフィリピンなど)その国への滞在時間等によっては、入国手続やビザが必要だったり、 航空会社によっては一度荷物の引き取りが必要だったりして、色々と考えるべき点が出てきます。
国際線に乗ることに慣れていない人は最初は直行便を選んだほうが無難です。
3.預け荷物の重量枠
フルサービス航空会社の場合、最初から預け荷物枠が25kg〜30kg程度、航空券料金に含まれていますが、LCCの場合は予約時に自分で追加しなくてはいけません。
こんな感じです。
空港で荷物を預けるときに重量オーバーになるよりも、最初から荷物枠を買っておいたほうが何倍もお得です。荷物が多めになりそうな人は、余裕を持って買っておきましょう。
4.出発時刻と到着時刻
1日に1本しか出ていない便であれば関係ないのですが、1日に数本出ている便の場合、このように早朝便・深夜便のほうがお昼のフライトよりも安くなることが多いようです。
また、夜に出発して寝ている間に到着するフライトよりも、朝出発して夜に到着する(つまりフライトで1日つぶれちゃう)フライトのほうが安くすむことが多いようです。
航空券の価格は残席数によるので、一概には言えませんが、大体こんな傾向にあります。航空券を選ぶときの参考にしてみてください。